黄ぐすみって何?肌の老化=髪の老化〈糖化、カルボニル化、酸化〉
マイナス10歳を目指すエステティックサロン
ハートシェイプのASAKOです(*^▽^*)/
糖化やカルボニル化、という言葉を聞いたことがありますか?
それらが肌や頭皮の黄ぐすみの原因になっているのです!
〈糖化とは?〉
糖化とは、肌のハリを司るコラーゲンやエラスチンなどのタンパク質が糖と結びつくこと。白米や麺、砂糖などの過剰摂取が大きな原因といわれています。
体内で糖化が起きると、「AGEs(Advanced Glycation Endproducts)」と呼ばれる物質が生成されます。
このAGEsが体内に蓄積すると肌を黄色くくすませてしまうだけでなく肌のハリや弾力を失わせてしまい、
たるみやほうれい線などの原因になり老化を進めてしまうのです。
〈カルボニル化とは?〉
カルボニル化とは、コラーゲンやエラスチンが、酸化した脂質の代謝物と結びつくこと。
活性酸素を発生させる紫外線や、脂質の過剰摂取が大きな原因といわれています。
体内でカルボニル化が起きると「ALEs(Advanced Lipoxidation Endproducts」と呼ばれる物質が生成されます。
このALEsが体内に蓄積するとコラーゲンやエラスチンそのものが変性し黄色くなります。
これが、お肌のコラーゲンやエラスチンなどのタンパク質でで起こると、糖化と同じように固く弾力を失い、しわやタルミ、黄ぐすみといった老化の症状になります。
カルボニル化は、表皮などでも見られる現象ですが、真皮層の上部で多く見られ、肌の黄色化の度合いは、糖化よりも強く出る事が特徴です。
対策は、一度カルボニル化で変性したタンパク質は元に戻らないので、ターンオーバー以外の改善方法は難しいのです。
ターンオーバーを促進させるためにはエステでのお手入れや、お家でのスキンケアがとても重要です。
そして過酸化脂質を作り出す原因の紫外線・ストレス・タバコ・環境汚染物質などに気をつけましょうね。
〈酸化とは?〉
糖化は身体のコゲ、酸化は身体のサビと言われていますが、
酸化が起こると肌や髪にどのような影響があるのでしょうか?
活性酸素が増えすぎると正常な細胞のDNAやタンパク質や脂質を攻撃します。肌や髪もほとんどがタンパク質からできているので当然影響が出ます。
頭皮が黄色くくすみ、弾力性や保湿性が失われます。すると毛髪もその影響を受けて、うねり、パサつき、艶の低下を引き起こします。
年齢を重ねた方が悩むフワフワとまとまりづらい髪の毛やゴワつきまとまりづらい髪の毛は酸化が原因で起こっているとも考えられます。
酸化をいかに減らしていくかというのは肌や髪の美を保つうえでもとても大切なことです。それが抗酸化力と呼ばれる力になりますが、実はこの抗酸化力は元々人が持っている力でもあります。
人の体内には活性酸素を除去する仕組みとしてスーパーオキシドディスムターゼ(SOD)やカラターゼが元々備わっています。
この抗酸化力は20歳頃にピークを迎えそこから徐々に低下していきます。また、偏食や激しい運動、喫煙、過度の飲酒によっても低下してしまいます。
活性酸素は細菌などを攻撃し排除してくれる働きがある反面、増えすぎると老化を早めシミやたるみ、毛髪の形状や性質の変化を招いたり、
動脈硬化、がん、糖尿病といった生活習慣病にも発展してしまいます。 活性酸素は、増えすぎると美や健康に影響が出てしまいます。
それを自然に取り除く力が抗酸化力です。若々しく健康な肌や髪の毛を保つには不可欠なものなのです。
タバコや過度の飲酒は控えることはもちろんですが、抗酸化作用を助ける成分を持った食品を摂取するのも良いとされています。
〈抗酸化物質〉
ビタミンE:アーモンド、うなぎ、たらこ、かぼちゃ、アボカド
ビタミン A:モロヘイヤ、にんじん、ほうれん草、海苔、わかめ
ビタミン C:レモン、アセロラ、ピーマン、パセリ、ブロッコリー
セレン:牡蠣、いわし、しらす
ビタミン B2:卵、納豆、レバー
ポリフェノール:赤ワイン、黒大豆、玉ねぎ、お茶
コエンザイム Q:いわし、さば、牛肉、豚肉
イオウ化合物:ニンニク、ネギ類
カロテノイド:緑黄色野菜、みかん、柿
これらを摂取することで抗酸化力を高めることができます。 酸化を防ぐ抗酸化力はアンチエイジングにも重要です。
抗酸化力を維持していつまでもきれいな肌や髪を保ちましょう(^^)/
まとめると、
〈糖化〉は「糖」が原因で老化すること。
〈カルボニル化〉は「脂」が原因で老化すること。
〈酸化〉は「活性酸素」が原因で老化すること。
これらを防ぐには、身体の内側と外側のケアが大切というお話でした!
老化したくないと思っている方は、参考にしてみてくださいね(^_-)-☆
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